当センターは、あなたの「ありのまま」を大切にします。たとえそれが、激しい感情や衝動によるものだとしても、ムリにそれを抑えたり、否定したり、或は、過剰に恐れたりする必要はありません。

なぜなら、激しい感情や衝動は、それまで抑えられていた「欲求」の表れであり、“本来はこうありたい” “本当ならこうしてもらいたい”という、素直な心のメッセージであると理解できるからです。

当センターは、慢性的な生きづらさを抱える方の多くが、自分の欲求を「抑え込んでしまう傾向」にあることを気づかされます。それは、例えば「もっとラクに生きたい」「もっとホンネを言いたい」「気持ちを察してもらいたい」「存在を認めてもらいたい」など、誰もが日常で体験する基本的な欲求なのですが、当事者は、それを打ち消けそうとする心の使い方(~ねばらないの心づかい)を人一倍強く働かせてしまうのか、基本的な欲求を否定する状態に陥ってしまう傾向がみられます。

  1. もっとしっかりしていないといけない。
  2. 年齢相応のように振る舞わないといけない。
  3. 弱音(幼さ)を出してはならない。
  4. 相手をがっかりさせては(落胆させては)ならない。

自分の中の欲求を否定しなければいけないということは、それを感じること自体がある種の“イケないこと”(嫌悪体験)となってしまうのかもしれせん。すると、「~したい」「~してもらいたい」という素直な気持ちを持つたびに、それを打ち消さなくていけなくなり、それを打ち消すための余裕がない場合、そのパターン自体を壊したくなる衝動(激しい感情)に苛まれてしまうかもしれません。実際、こうしたパターンの苦しさを、多くの当事者は語られます。

そこで当センターでは、あなたの中にある「欲求」を大切に扱います。たとえ、それらが素直に表現されていなくとも、或は激しい感情や衝動として表現されていたとしても、私どもはその背後にある「正直なメッセージ」に耳を傾けます。

もし、自分の生きづらさを「根本から理解したい」という支援ニーズを抱えているのであれば、一度当センターまでお問い合わせください。私たちは、あなたのあるがままを大切にします。